補助金申請全般における採択ポイント

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事業再構築補助金、第五回公募の採択結果公表が、6/9(木)18時にありました。

事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和4年3月24日までに21,035者の応募がありました。厳正な審査を行った結果、9,707者を採択いたしましたのでお知らせします。
(引用:事業再構築補助金WebSite

IGESグループでは60.0%の採択率と、全国平均の46.1%を上回る成果(=VALUE)を提供することができました。

事業再構築補助金に限らず、ものづくり補助金、事業承継・引継ぎ補助金すべて、基本的に以下の考え方により事業者様のお取組みを「事業計画書」にまとめて、実現可能な内容に創り上げることで採択を受けることができます。

【補助金全般のポイント】

・機械装置、ITシステム、Webサイト等への事業資産への投資が必要
・事業資産を使った加工、制作、付加価値が必要
・そのうえで、独自性を有する取組、サービス提供が必要
・ユーザーニーズ、マーケットを比較的細かく事前評価が必要
・既存の取組、業歴と、執行体制、事業シナジー、事業実現性(実行可能性)を高くまとめられると良い

今の、事業再構築補助金、ものづくり補助金、事業承継・引継ぎ補助金、全部同じです。

・現在の新規性の定義(既存事業の売上を減らすことなく、むしろ相乗効果を生み出す)でまとめるのが事業再構築補助金です。
・経営革新(新たな製品の生産方式の導入、新たなサービスの提供方式の導入)でまとめるのが、ものづくり補助金です。
・事業承継(既存事業を引き継ぎ、新しい経営モデルを導入し、事業改革を行う)でまとめるのが、事業承継・引継ぎ補助金です

お聞きしているお取組みを、ユーザーニーズの視点で何が他社と違うか、今回補助金を使って導入する事業資産を使って何を生み出すことができるか、それを使った独自のサービス、取組とは何か、ここを掘り下げて事業計画書にまとめていくと採択に行き着きます!
補助金・助成金を使うことが目的ではなく、新しい取組を具体的な内容に落とし込み、
その上で補助金・助成金を上手く当てはめることができるかを考える必要があります。
この順番が異なる事業者様がまだまだ多いのが実情です。

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